Windows VPS比較!おすすめランキング【2024年版】

対象プロダクト:Windows Server
カテゴリー:Windows VPS

なぜ Windows VPS が人気?

オンプレミス環境のクラウド化への移行が加速している点や、テレワークの広がりなどから、VPS(Virtual Private Server)での Windows の利用が増加傾向にあります。

また、タブレット端末や低スペックのノートPCからでも高スペックの Windows Server が扱え、万が一のPC故障や紛失が起きてもデータの流出や消失のリスクはなく、近年のニーズにもマッチした Windows の利用形態でもあります。

そこで今回は、人気の Windows Server VPS の比較をランキング形式で行ってみました。

Note 以下は 2024/01/06 時点での情報を基に記述しています。

1位:ConoHa

料金

1GBプランで月額1,100円と、かなりリーズナブルな料金となっています。 また、利用期間が1ヶ月に満たない場合には時間割料金となるため、使った分だけの支払いとなり、気軽に借りられるのでちょっとアプリのテストのために短期間だけ借りたいという場合にも重宝しますね。

ライティングやコーディング程度であれば2GBあれば足りそうですが、画像や動画の編集など少し重い作業を実施する場合は4GB以上が必要になるかもしれません。

なお、プラン変更(スケールアップ・ダウン)は管理画面から即時実施することが可能で柔軟な使い方ができます。これも時間割課金のメリットの1つですね。

メモリ月額年額時間割料金
1GB1,210円13,224円
(1ヶ月あたり1,102円)
2.5円
2GB2,420円26,580円
(1ヶ月あたり2,215円)
4.9円
4GB4,719円51,840円
(1ヶ月あたり4,320円)
9.7円
8GB9,317円102,372円
(1ヶ月あたり8,531円)
19.4円
16GB17,545円192,972円
(1ヶ月あたり16,081円)
36.3円
32GB35,574円391,320円
(1ヶ月あたり32,610円)
73.9円
64GB72,358円795,696円
(1ヶ月あたり66,308円)
151.3円

※料金は消費税込みのものです。
※月額は通常契約時のものです。
※年額は12ヶ月のVPS割引きっぷ適用時のものです。
※VPS割引きっぷ使用時の最低契約期間は3ヶ月です。(通常契約時の最低契約期間はありません)

スペック

ディスクは全プラン SSD 100GB に統一されています。 もう少し容量が欲しければ、オプションで追加のSSD(200GBまたは500GB)を追加することができます。

メモリディスク容量CPUコア数
1GBSSD 100GB2
2GBSSD 100GB3
4GBSSD 100GB4
8GBSSD 100GB6
16GBSSD 100GB8
32GBSSD 100GB12
64GBSSD 100GB24

オプション

こちらはオプションとなりますが、少なくともリモートデスクトップは欲しいところですね。 ちなみにSQL Serverについては最低CPUコア数が4コア以上必要となり、1コアあたりで料金が計算されます。 最低の4コアであれば、月額料金は4,400円となります。

なお、SQL Serverはサーバー作成時のみ選択可能です。後からの追加はできません。

オプション月額
リモートデスクトップ(RDS SAL)770円
Microsoft Office SAL2,530円
Microsoft SQL Server Web Edition(1コアあたり)1,100円

関連「ConoHa for Windows Server」の1GBプランでWindowsサーバーを使ってみた

2位:さくら

料金

月額料金は見事なまでにConoHaと同額です。但し年額にするとConoHaよりも若干高めになります。 また、ConoHaとは異なりメモリ64GBプランはありません

リージョン(地域)は石狩、大阪のみとなりますが、さくらの Linux VPS とは異なり、リージョンによる料金の違いはありません

メモリ月額年額
1GB1,210円13,320円
(1ヶ月あたり1,110円)
2GB2,310円25,416円
(1ヶ月あたり2,118円)
4GB4,730円52,032円
(1ヶ月あたり4,336円)
8GB9,350円102,852円
(1ヶ月あたり8,571円)
16GB18,150円199,656円
(1ヶ月あたり16,638円)
32GB36,850円405,360円
(1ヶ月あたり33,780円)

※料金は消費税込みのものです。
※月額は3ヶ月契約時のものです。
※年額は12ヶ月契約時のものです。
※最低契約期間は3ヶ月です。

スペック

ディスク容量はConoHaが全プラン100GBで統一なのに対し、さくらはプランによって差別化が図られています。

また、コア数は32GBプランはConoHaが12に対してさくらは10と若干少なめです。

メモリディスク容量CPUコア数
1GBSSD 50GB2
2GBSSD 100GB3
4GBSSD 200GB4
8GBSSD 400GB6
16GBSSD 800GB8
32GBSSD 1600GB10

オプション

リモートデスクトップ(RDS SAL)、Microsoft Office SALの料金は共にConoHaと同じです。

また、Microsoft SQL Serverについては最低4コア以上、料金が1コアあたりで計算されるのもConoHaと同じです。 最低の4コアであれば、月額2,640になり、ConoHaよりも低料金となっています。SQL Server利用者にとってはさくらがお得です。

オプション月額年額
リモートデスクトップ(RDS SAL)1,100円13,200円
Microsoft Office SAL3,080円36,960円
Microsoft SQL Server Web Edition(1コアあたり)880円10,560円

3位:カゴヤ

料金

カゴヤの特徴はメモリとコア数、ディスク容量の組み合わせによるプラン構成である点です。

なお、契約期間は日額制であり、プラン変更なく1ヶ月間まるまる使用すれば月額料金(月額上限料金)になりますが、1年などの長期間契約はなく長期間契約による料金割引はありません。

メモリ/コア数ディスク容量月額年額
1GB/1コアSSD 35GB913円10,956円
(1ヶ月あたり913円)
2GB/2コアSSD 40GB1,320円15,840円
(1ヶ月あたり1,320円)
3GB/3コアSSD 60GB1,837円22,044円
(1ヶ月あたり1,837円)
2GB/4コアSSD 60GB2,552円30,624円
(1ヶ月あたり2,552円)
4GB/4コアSSD 120GB3,960円47,520円
(1ヶ月あたり3,960円)
6GB/6コアSSD 120GB6,380円76,560円
(1ヶ月あたり6,380円)
6GB/6コアSSD 200GB6,710円80,520円
(1ヶ月あたり6,710円)
8GB/8コアSSD 200GB12,100円145,200円
(1ヶ月あたり12,100円)
8GB/8コアSSD 300GB12,540円150,480円
(1ヶ月あたり12,540円)
16GB/10コアSSD 300GB21,890円262,680円
(1ヶ月あたり21,890円)
16GB/10コアSSD 600GB22,495円269,940円
(1ヶ月あたり22,495円)

※料金は消費税込みのものです。
※月額は月額上限料金のものです。
※年額は月額上限料金x12の料金です。
※最低契約期間は30日間です。

オプション

オプションのリモートデスクトップ、Microsoft Office SALは上記2社に比べてやや高めです。

Microsoft SQL Server Web Editionは上記2社のように1コアあたりの料金ではなく、コア数の範囲に応じて決められています。 最安の3~4コアの料金は上記2社の中間程度ですね。

オプション月額年額
リモートデスクトップ(RDS SAL)1,155円13,860円
Microsoft Office SAL3,410円40,920円
Microsoft SQL Server Web Edition3~4コア:3,300円
6コア:4,950円
8コア:6,600円
10コア:8,250円
3~4コア:39,600円
6コア:59,400円
8コア:79,200円
10コア:99,000円

公開日時:2021年07月25日 09:31:31
最終更新日時:2024年01月06日 08:31:32

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