Windows 11 の「システムファイル」の肥大化を解消した方法
対象プロダクト:Windows 11
カテゴリー:トラブルシュート
事象
Windows 11 の [設定] > [システム] > [ストレージ] でストレージ使用量を見ると「システムと予約済み」が肥大化している場合があります。例えば以下の環境の場合404GBと、結構大きくなっています。
さらに詳細な内訳を見ると、「システムファイル」が366GBと肥大化していることがわかります。
インストールアプリでもなく、画像や動画でもなく、システムの復元用データ等の肥大化でもなく、「システムファイル」であるため、最初は何が占有しているのか分かりませんでした。
原因
原因は Hyper-V のチェックポイントでした。
チェックポイントがある程度作成されていたので、一旦全削除(マージ)するとかなり「システムファイル」のストレージ使用量を減らせる(今回の場合108GBまで減少)ことができました。
Hyper-V を使っていると定期的にチェックポイントを作成しがちですが、気が付かずにディスクを圧迫する恐れがあります。 Hyper-V 使用者でディスクの空き容量が気になる方は、こまめにチェックポイントの削除を実施することをお勧めします。
※チェックポイントデータが原因なら不要なチェックポイントの削除を促すメッセージなどのヒントを表示するか、もう少し詳細な内訳を表示してくれても良さそうなものですよね。単に「システムファイル」だと消せないファイルであるとユーザーに誤解を与える可能性があります。
公開日時:2024年11月06日 12:54:10
最終更新日時:2024年11月06日 13:08:00