Windows 10 の「夜間モード」が無効にならない場合の対処方法
対象プロダクト:Windows 10
カテゴリー:トラブルシュート
備考個人的には画面が薄暗く赤っぽいナトリウム灯のような色はかえって視認性が悪く目が疲れるし、色合いも気持ち悪いので、夜間モードは使用しない派です。
また、試しに [夜間モードの設定] でスケジュールを午前3時などに変更しても午後6時に発動してしまいます。 手動で [今すぐオフにする] ボタンを押すとちゃんと無効にはなります。
これらから言えることは設定の [ディスプレイ] > [夜間モード] の設定が何らかの理由で反映されておらず、どこかに重複する設定が保持されており、ディスプレイドライバ側ではそれを参照しているであろうということです。
レジストリから夜間モードを無効にする
設定はレジストリ(Windowsキー + R で "regedit" を入力して実行)の以下のキーで管理されています。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CloudStore\Store\DefaultAccount\Cloud
念のため以下のキーをエクスポートした上で、以下の2つのキーを削除します。
注意レジストリはシステムを破壊する恐れもあるため慎重に操作してください。
windows.data.bluelightreduction.bluelightreductionstate windows.data.bluelightreduction.settings
一旦、PCを再起動して完了です。
サービスから夜間モードを無効にする
夜間モードを実行するサービスは「Connected Devices Platform Service」と「Connected Devices Platform ユーザー サービス_xxxxx」です。「Connected Devices Platform ユーザー サービス_xxxxx」はユーザーごとに作成され、xxxxxにはランダムな文字列が割り振られます。 このサービスのスタートアップの種類を「無効」にすることでも夜間モードを無効にすることができます。
少し力技ですが、最終手段になるでしょう。
以上、Windows 10 の「夜間モード」が無効にならない場合の対処方法でした。
公開日時:2020年09月21日 13:16:55